WEB向け写真撮影講座、第二弾!

恐縮ながら、柏崎eこってIT研究会様に再び講師としてお招きいただきました。

前回講習会をしてからそんなに日が経っていないですし、前回参加者も多い中、何を話そうかな…と悩みました。
先方からご依頼のあったテーマは「スマホなど、身近な機材でプロっぽく撮れる方法」。

スマホでも十分きれいな写真は撮れますが、やはり”スタイリング”が重要。
それなしでは、サクッと・簡単に・きれいに・それっぽく、は結論から言って無理です。

インスタグラマーの方なんかはスマホだけで撮影されている方も多いと思いますが、
しっかり構図を決めて、整えて、ばしっと撮っていますよね。

ましてやネット通販に載せる商品写真は、お客様が「商品を買うかどうか決める」重要な部分ですし、
そもそもパッと見て、「そのページを、その商品を、よく見るかどうかを決める」入り口になる部分です。

個人的には少しでもブレている・ピントが合っていない写真は使って欲しくないですし、
そのためにはなぜブレてしまうのか、ブレやピントずれの起きない写真はどうすれば撮れるのか。
そういったことをお話したいと思いました。

また、写真撮影といってもその写真で何を訴えたいのかによって様々です。
私たちはお客様の商品や会社などを撮影するときには、
「ターゲットは誰なのか」
「写真から、どういうイメージを受け取ってほしいのか」
「あなたは何を伝えたいのか」
ということをヒアリングして、どういう魅せ方にするかを決めてから撮影します。

自分のところの商品だと、この工程ができそうでできなかったりするんですよね。
私も自社商品をネットで売っているのでよーくわかります!
商品ができたら、さっさと写真撮ってネットにアップしなきゃ!と思うし、
売り文句を考え、ページの構成を考え、画像を編集し、アップしたらECサイトの商品別の設定して、、、
とやらなくちゃいけないことがたくさんです。

写真を撮らないとはじまらないので、サクっと撮ってしまいたい気持ちはよーーーーくわかります!が、
一度立ち止まって、商品の訴求点を見つめ直すことは本当に大切です。

例えば、この日参加者の方に持ってきていただいた
”夏季限定の日本酒”
ブルーの涼しげな瓶に入っている、素敵な日本酒でした。

私がお客様からご依頼をいただいたら、まずコンセプト作りから入ります。
・このお酒は誰向けのお酒か
→贈答向けなのか?自分用なのか?男性向けか?女性向けか?年齢層は? など
・ターゲットがどういったシチュエーションで飲むのか
・価格帯
などをヒアリングした上で、お店が「誰に売りたいか」も大事にします。
売りたい相手と、売れる相手が違う場合もあるので、あまりにかけ離れている場合にはアドバイスしますが、
私はその業界で長年やってきたクライアントの商売の「勘」を大事にしたいので、セオリーに当てはめるだけはつまらないと思っています。
「このターゲットにこの商品、売れるのか?」というのは外からみたらわからないこともある。
私たちが自社生産で売っている商品も、そうです。
銀行の方や出会った方に話しても、ピンとこない方も多く、それでも売れるっていうこともある。

この、夏季限定の日本酒は
「30代〜40代くらいの男性に少し贅沢な自分用として購入してもらいたい」
「仲間内で集まって、ワインをワインクーラーに入れている様な雰囲気で、このお酒を氷の中にラフに差してもらいたい」
とのことでした。
香りがよい日本酒なのでワイングラスで味わっていただきたいところですが、
男性の飲み会だったらノンステム(持ち手がない)のワイングラスで、ラグジュアリーさとラフさを同居させたり、
テーブルセッティングも”上品な男前スタイリング”なんてイメージが湧いてきます。
アウトドアなパーティーセッティングがありつつのワインクーラーに差したブルーのボトルの日本酒!
なんて、新潟じゃあ屋外での食事はあまり現実的じゃないけれど、首都圏のお客様のハートは掴めそうです。

また、冷酒で飲んでほしいお酒ですから、撮影時のグラスに「冷たさの演出」も必要です。
冷たさの演出とは、例えばグラスの結露。
中に冷えたものが入っているからこそ起こる現象です。
これは、必ずしも自然の結露である必要はなく、人工的に結露させてもいいのです。

と、色々話しているとあっという間に時間はすぎ・・・
後半は会場後方の簡易スタジオへ!
できるだけ簡単なセッティングで撮れる様に・・・と思ったのですが、
時間制限がある中でなかなか難しかったです。

アイデアと工夫次第で、お金をかけなくてもきれいな写真・かっこいい写真は撮れます。(時間はかかっちゃうかもしれないけど)
いい写真を撮って、売り上げアップに繋げてもらえるといいなあ〜と思いました。

時間配分と段取り不足で、私的にはモヤっとして終わってしまいました。
私たちはもっと人前で話す技術を身につけないとダメだな!!と反省。
ご参加いただいた方で、モヤっとポイントがあった方、メールでも電話でもいいのでご連絡ください!
個別フォローアップ致します(もちろん無料で)。
今後とも、エイトをどうぞよろしくお願い致します!